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山形県寄附講座起業マインド育成講座 アントレプレナーシップ演習の秋学期第10回目の授業を行いました


お知らせ
 本学では、起業マインドを持った人材を育成し、地域の活性化と山形県の課題解決に寄与する人材を育成することを目的に「山形県寄附講座 起業マインド育成講座」を設置し、今年度から新科目「アントレプレナーシップ演習」を開講しています。

 秋学期授業10回目の12月18日(水)は、製造業でははじめての講師で、大山精機 専務の大山真吾氏に授業を行っていただきました。
 今回は「君たちが創る価値の羅針盤-これから新しい価値をつくる君たちへ」と題し授業がスタート。はじめに“価値”について触れ「価値が高いものとは、人が求めるもの。また求める人が多いほど価値が高い」と話し、「人が手を加えてさらに良いものにすることを付加価値という」と説明しました。
 大山氏は自身について「実はこう見えて心配性。でも心配性の人って察する能力が結構あるし、物事に対して常に“意識”している。この“意識”というのは、経営者の視点からみると人の気持ちを常に読み取ろうとしていることや、視座を高く持つということにも繋がる」と話しました。
 また「相手を知らないと価値はつくれない」という思いやこれまでの経験から「ヒト、モノ、カネ、情報のなかでは情報が一番大事。情報はヒトやモノ、カネを動かすきっかけになる。情報不足が原因で人間関係が崩れることもある。そのためにもリサーチは大切」と語りました。
 大山氏はジョブ理論を用いてシーズとニーズを結びつけて自社の分析を行った際に、「(お客様から)技術力を評価されて仕事をもらっていると思っていたが、実際は、“フレキシビリティ(融通がきく、柔軟にこなす)”な対応等を評価してくれていたことに気づいた。それを踏まえ従業員に明確に会社の価値を定義できたことで、従業員のモチベーションアップや作業効率アップ、残業減、売上アップにつながった」と話しました。

 グループワーク後、大山氏は「知識と経験はかけ算すると新しい価値になる。これからは個性が新たな価値を生む時代になるかも」と学生にメッセージを送りました。
 アントレプレナーシップ演習は、次回以降もさまざまな外部講師をお迎えして、学生たちに話をしていただきます。今後の授業がますます楽しみです!