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山形県寄附講座起業マインド育成講座 アントレプレナーシップ演習の秋学期第12回目の授業を行いました


お知らせ
 本学では、起業マインドを持った人材を育成し、地域の活性化と山形県の課題解決に寄与する人材を育成することを目的に「山形県寄附講座 起業マインド育成講座」を設置し、今年度から新科目「アントレプレナーシップ演習」を開講しています。
  秋学期授業12回目の1月20日(月)は、The Hidden Japan合同会社 代表の山科沙織氏と株式会社オリーヴ代表取締役社長の橋本道春氏に授業を行っていただきました。

 はじめにそれぞれの事業内容や会社を設立するまでの経緯などを紹介。インバウンド観光を展開するThe Hidden Japan合同会社の山科氏は、会社を起業する前は、フリーランスの広報?ライターとして活動し、2018年にThe Hidden Japan合同会社を設立しました。設立した経緯について、橋本氏がつくった映画の上映会で出会ったアメリカ人の男性(現在ビジネスパートナー)に「山形ってなんでこんなに魅力があるのに、発信していないんだ」と言われ、「“山形の魅力を世界に発信しよう”と2人で会社を設立した」と語りました。自社の事業について、「お客様の要望に合わせて企画するオーダーメイド型ツアーは、必ず山形を訪問するように企画し、パッケージツアーは、地域の事業者さんと連携した“体験型”を組み合わせるなど、地域の魅力を伝えるポイントを入れつつ、ターゲットに合わせた価格設定や企画を行っている」と話しました。
 映像制作やWEBコンサル、企業プロデュースなどを行っている株式会社オリーヴの橋本氏は、福島県古殿町出身で、23歳のときに結婚し山形へ。あるとき義理の妹が持ってきた結婚式の余興DVDを見て「衝撃的なワクワク」を感じ、自分で制作し友人の間で好評になると「映画監督になりたい」という思いが芽生え、28歳で株式会社オリーヴを設立しました。設立当初は、仕事がなくアルバイトをしながらの生活でしたが、営業に行った結婚式場と専属契約を取ることができ、そこで「納品書の書き方から地元で仕事をするうえで大切なことを学んだ」と話しました。橋本氏は「起業ってすごい!って思うかもしれないけど、個人事業主だろうがサラリーマンだろうが、気負いせず起業していいと思う」とメッセージを送りました。また映画監督としては昨年5月カンヌ国際映画祭のオープニングナイトで作品が上映され、今後は「縦型ショートドラマで日本一を目指す!」と話しました。
 後半は講師と学生によるパネルディスカッション。学生からは「インバウンドへの賛否はあるかもしれないが、京都などとは違った山形にあった観光アピールの仕方があると感じた」という感想などが出されました。「山形の情報を集めるためにしたことはなにか」について質問が学生から山科氏へ出され、「いろんなところに行って、観光だけでなく、人との関わりやそこでしかできない体験を考えた。何度も足を運んで知識を深め、常に学ぶ姿勢で知識を増やしていくことが大切」と回答しました。
 次に橋本氏への質疑応答では、「失敗をしても何度も挑戦するということが自分には足りないと思った。橋本さんはなぜ失敗しても次頑張ろうと思えるのか」という質問が出され、「(あくまでも)そういうことが起きただけで、特別失敗したと思っていない。マイナスなことは考えないで、このタイミングで起きて良かったと思う。失敗しても軸がぶれていないというところが大きいと思う」と話しました。
 最後に2人からエールの言葉をいただき、外部講師を迎えた今年度の講義を終えました。

 これまでアントレプレナーシップ演習の講義をお引き受けいただいた外部講師のみなさま、ありがとうございました。学生たちは、多彩な講師の方々からいただいた言葉から刺激を受け、今後の学生生活や自分の将来へ道を切り開くヒントをたくさんいただきました。次年度も様々な分野で活躍する講師の方をお招きし開講する予定です。