3月8日(土)、「長井DXコンテスト2025」が長井市のタスパークホテル長井にて開催され、本学1年の安達光亮さんと髙橋拓晃さんが提案した「誰でも気軽に働ける地域ワークシェアアプリの開発」が、「DXアイデア部門(一般の部)」で部門賞を受賞しました。

安達さんと髙橋さんは、今年度、一定期間、学外に出て実習を行う「SDGs探究プログラム
※2025年度以降は開講予定なし」を受講。長井市伊佐沢地区をフィールドに、空き家調査や住民インタビュー、農作業体験などを行いました。そのフィールドワークで感じたことをヒントに、「誰でも気軽に働ける地域ワークシェアアプリ開発」のアイデアを提案。具体的には、地域にある様々な仕事の作業内容や仕事に必要なスキルを細分化し掲載したアプリがあれば、仕事を頼みたい農家や事業者がよりマッチングしやすく、ひいては、労働力人口や人口減少などの問題解決にも繋がるのではないかと考え、提案しました。
安達さんは「最初から順調ではなかったが、フィールドワークの成果が形になってよかった」、髙橋さんは「一般の方や他大学の学生の発表を受けて、長井市が抱える問題は、日本全体が抱える問題でもある、と感じた」とコンテストを振り返りました。
学生たちは現場体験や住民アンケートのほかにも、米沢市の日本刃物株式会社様にヒアリング調査を行うなど、多岐に渡り調査分析を繰り返した成果がこの賞につながったのだと思います。本学では、今後も地域でのフィールドワークや学修を通して、社会の様々な問題に果敢に取り組む人材の育成に取り組んでまいります。